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□□ 第59回 神奈川県総合体育大会冬季大会スキー競技会 □□
レポート：総務担当 山岸 亮良 ＆ 山川正一
平成20年２月29日（金）～３月２日（日）にかけて長野県白馬村五竜スキー場（アルペン競技）、スノーハープ（ノルディック競技）に於いて神奈川県総合体育大会 冬季大会 スキー協議会が開催されました。
２月29日（金）選手、役員は個々に乗り合い現地入りし、この日は晴天で北アルプスも美しく最高のスキー日和でした。現地入りした選手はそれぞれ明日のレースのために少し？身体を動かし調整しました。 アルペンの佐藤監督は来るときの車の中で私と「温泉でも行こうか？」と話していましたが、白馬に着いて天気もいいので「やっぱり滑ろう！」と言うことで、少し滑るつもりが思わず滑りすぎ？てしまいました・・・。 午後４：00 から白馬村にあるウイング２１で開会式が執り行われ、神奈川県教育委員会からの言葉、神奈川県スキー連盟副会長からの言葉、地元来賓からの言葉をいただき、その後、前年度優勝の相模原市から選手宣誓が行われました。宣誓では、総合３位まで地元観光協会から副賞で「白馬錦」が贈られるということで「おいしい白馬錦をかけ、正々堂々と・・・」との掛け声で県総体がスタートしました。
横須賀からは、総監督 内海会長、アルペン監督 佐藤さん、ノルディック監督 富井さん、総務 山川さん、山岸、補助役員 樋田さん アルペン選手 藤井選手、小沼みはる選手、土屋選手、小沼裕司選手、上條選手、田中選手、山下選手、安藤選手、 ノルディック選手 上村選手、北原選手、藤田選手、高田選手、永井選手、草彅選手 横須賀市役所代表 遠藤さん 前年度は７位と入賞を逃していますので、今年は白馬錦を横須賀に持ち帰るという意気込みで、計21名の監督、役員、選手団で乗り込みました。
開会式終了後、宿に戻り各選手は明日のレースのためワックスをかけ、体調を整えました。 今回の宿は五竜でいつもお世話になっている「ふもと荘」で、今回、この県総体で残念ながら宿を閉めるとの事で、私たちが最後のお客になってしまいます。長い間お世話にありがとうございました。 ６時から夕食、明日の健闘を祈って「乾杯」をしました。
８時からアルペン、ノルディック合同でミーティングを行い、明日のスケジュールの説明、選手にはビブが配られました。 その後、お互いの健闘を祈って、本日２回目の「かんぱ～い！」
９時過ぎには、一旦中締めをし明日のために眠りに付く選手、飲み足らない選手と別れ、遅くまでおきていた方も何名か・・・明日にひびからなければいいが・・・まぁ自己責任で ３月１日（土）アルペンは回転種目、ノルディックは距離競技が行われました。 アルペン選手は朝６時半から朝食を取り、回転種目に備えます。 朝、窓の外を見ると・・・なんと大雪！ 湿った雪が車の屋根を覆っていました。佐藤さん「残念ながら、あ・の・テントを立てなければ・・・」 ３０～４０cmくらい積もっていましたか？ その調子でゲレンデに向かったのはいいですが、リフトがなかなか動かない・・・やっと、リフトが動き、私も大雪の中「パウダーだ！」と思い滑りました。膝上くらいまで雪が積もっていて、しかも、湿った重い雪でさらにパウダーの下はカリカリで前はガスで見えない、調子に乗って滑っていたら深雪に先っぽが刺さり一回転、新雪の中に埋まり、背中に雪が入ってしまいました。そんなところで体力を使ってしまいました・・・ 案の定、コース整備に時間がかかりスタートが30分遅れました。
９：45 女子ビブNo１番 横須賀の姉さん 小沼みはる選手 スタート、幸か不幸か１番スタート。この雪では１番スタートは不利では？ 一本目、二本目ともに安定したすべりで女子成年Ｂ ３位と大健闘、8ポイントゲット！
横須賀の２番手はビブNo20番 横須賀のアイドル 藤井さくら選手。一本目３位と射程圏内。 ２本目、守りに入ってしまったか・・・一つ順位を落としてしまい、４位。それでも堂々の女子成年Ａで４位と大健闘、７ポイントゲット！
続いて、ビブNo26番 本職は野球？ 安藤康輝選手。一本目のタイムが悔やまれる、二本目は安定した滑りで、合計タイムが６位から９位までタイム差が１秒という大混戦でした。結果は９位で２ポイントゲット！ ４番手スタート 横須賀の宴会部長 ビブNo54番 ジェニファー土屋選手（外人じゃないですよ）。宴会部長の名を捨て本気で滑りました。結果は男子成年Ｃでなんと５位、大健闘。来年につながる滑りだと、本人もビックリ？ ６ポイントゲット！ ５番手スタート ビブNo57番 横須賀のヒゲが似合う男NO.1 田中茂選手。久しぶりの県総体参加に練習をしすぎたのか、足首の捻挫に苦しみ、結果は20位とポイントゲットならず・・・次回は任せてください。 ６番手スタート ビブNo80番 火事の時には真っ先に小沼裕司選手。このクラス（男子成年Ｂ）は皆さん相当早いです。２本目アタックをかけたのですが、結果は19位と振るわず・・・本人も不本意？でしたか・・・ ７番手スタート ビブNo83番 まだまだ息子には負けません・・上條眞紀夫選手。競合揃いのこのクラス（男子成年Ｂ）で２本とも安定した滑りで、なんと９位の大健闘。さらに２ポイントゲット！ 最後８番手はビブNo99番 スキーヤー（トヨタ）なのになぜか、べ・○・○を乗り回していたという山下寿康選手。なぜか周りは若かったクラス（男子成年Ａ）で堂々の５位、６ポイントゲット！
以上、アルペン１日目、回転競技、小計31ポイントと４位。３位とのポイント差はわずかに６ポイントと大健闘でした。このポイント差だったらノルディックのポイントを合わせると十分に３位浮上できる、しかし、この時は他の市町村のポイントはわからずでした。 その後、ノルディック会場へ雪が降り続く中、急いで移動。途中で信州蕎麦を急いでかきいれ、スノーハープへ到着しました。アルペンの時間が30分遅れたためノルディック競技も14時からの予定が、14時20分と遅れました。 ノルディック会場に着くと、大雪だったのが雪もおさまり、ノルの選手は大変ですが大声で「押せ、もっと、押せ」と応援しました。 結果はすばらしいものでした、さすが！ 少し写真を貼っておきます。ノルディックのレポートは山川さんに担当してもらっています。 ということで、ノルディックのレポート ----------------------------------------------------------------------------------------- ２月29日（金） ノルディックチームは金曜日の９時ぐらいに宿に到着して、練習着に着替えスノーハープに移動。 スノーハープに10時半に到着。そこで練習。コース試走。天気が最高に良かった。 コースについては昨年とは異なり、３キロコースを試走。 スケーティングやクラシカルな板に履きかえながら、コースを回りました。 結構難しいコースという感想です。 初参加の上村留美選手は練習している他の市の女子選手を見て、「速そう」とビビっていました。 試走も終え、その後・新潟出身の上村選手を講師にスケーティングの講習会！ さすが、富井監督の中学の後輩！みんなの質問に対して実際に滑って見せて自分の感覚や要領を答えていました。 リレーは上村選手に走ってもらいたと永井選手！ しかし、３月８日に入籍を控えている上村選手はクラシカル終了後、準備のため帰る予定でした。 15時に富井監督と合流。 コースの試走の感想を伝え、明日のワックス板等との作戦を練る。その後、開会式に参加。 ３月１日（土） 富井監督と私は午後に備えて板のワックス調整等を行い、選手達は午後の試合に向け昨日走ったコースの攻略を検討、上村選手以外は十郎の湯にてUP！？ 身体を十分温めて体調万全？！ジンクスらしく、白馬に会場を移した時からのノルディックの恒例の体調管理！ 14時20分距離競技開始（クラシカル）。場所 スノーハープ。 距離競技については、男子フルエントリー、女子１名エントリー。 結果は上村選手優勝 草彅選手７位 永井選手５位 高田選手７位 藤田選手優勝 北原選手優勝 夕方、上村選手を白馬駅まで送りバスで長野駅それから新幹線で久里浜まで帰りました。次に会うときは「青木選手」と名前が変わっていることでしょう。結婚式は７月予定だそうです。おめでとう！！
----------------------------------------------------------------------------------------- 一日目の競技も終わり、選手それぞれ明日の準備にワックスに温泉に行った人も・・・・ ６時から夕食、夕食後すぐにミーティングに入り、明日の予定の確認を行いました。 その後は例のごとく、皆さん本当に好きですね、「かんぱ～い！」内海会長のウクレレをBGMにして大盛り上がり、ゲストも何名か加わり、中でも２丁目のほうから（やけに大きい人）も応援に来てくださり、何名か次から次へ来ていただきまて（爆笑）大盛り上がりでした。
次の日もアルペンは朝食が６時からと早いので早々に切り上げ、おやすみしましたが、しかし、中には足らないとノルディックのほうへコップ片手に行った方も・・・いたようです。 ３月２日（日）最終日、アルペンは大回転競技。皆さん気合が入っています。 昨日とはうって変わって晴天のアルペン会場、朝一スキーは最高ですね！ スタートも遅れることなくスムーズに競技開始。 スタート前のワックスに余念がない皆様、少し緊張していた選手も・・・
横須賀１番手スタートはビブNo 212番小沼みはる選手。５位入賞で回転に引き続き６ポイントゲット！ ごめんなさい、スタートに間に合わず写真取り損ねました・・・。実は訳があって、女子がスタートしてから掲示板にタイムが出ないハプニングがあり、５番手スタートからなかなかスタートしなかったのです。しばらく待っていましたが、スタートやり直しかと思い、急いでリフトで上がったのですが、途中でスタートしていました。 放送してくれ！って、感じでした。 ２番手スタートはビブNo 221番藤井選手。昨日に引き続き４位・・・あと一歩で賞状なのに・・・ しかし、しっかり７ポイントゲット
３番手スタートはビブNo 237番 安藤康輝選手。もう少しでポイントゲットの12位・・・ ４番手はビブNo 246番 田中茂選手。健闘むなしく・・・17位・・・
５番手はビブNo 267番 山下寿康選手。もう少し・・・なんだけどな～13位・・・
リフトから撮りました。左上の方。 ６番手 ビブNo 280番 小沼裕司選手。またまた12位・・・もう少し ７番手 ビブNo 286番 上條眞紀夫選手。小沼選手の次の13位でした・・・
さぁ、横須賀最後のリーサルウェポン ビブNo 300番 土屋直樹選手。６位でした・・・ ５ポイントゲット・・・
と、言うことでアルペン競技は終了しました。 やはり、課題は大回転でポイントをいかに稼げるか・・・ですね、皆さん・・・ アルペン大回転 小計18ポイント。回転、大回転で49ポイント、お疲れ様でした。 あとは、ノルディックのリレーで１位を取って、総合何位になるか？！ 大回転終了後、すぐに「ふもと荘」へ戻り、イソイソと帰りの準備をし、急いでノルディック会場のスノーハープへ行きました。 ふもと荘には長い間お世話になり大変感謝しております。ありがとうございました。
ノルディック会場へ着き、さぁスタートです。 レポートはまたまた、山川さんはバトンタッチ、ですが、アルペン選手は今日の鬱憤を晴らすように応援に力が？入っていたと思います。 で、ノルディックのレポートＰａｒｔ２ ----------------------------------------------------------------------------------------- ３月２日（日） 大会２日目、冬季大会の最後に行われるノルディック競技・継走（リレー・３km×３人）では、北原選手、永井選手、藤田選手が出場。横須賀市代表チームの監督・選手・スタッフの熱い声援を力に、各選手が必死の走りを披露し、見事リレー６連覇を達成しました。 試合前は皆緊張！１走の北原選手２位・1位と46.8秒差！（実は下りでスキーが滑りすぎて身体が遅れてバランスを崩して転んでしまったらしいです。その時サングラスを飛ばして見つかりません） ２走の永井選手３位！１位と22.7秒差に縮めてきました。 アンカー藤田選手、永井選手からタッチされ直に2位に上がり後は前を走る横浜市を抜き去るのみ！結構厳しかったみたいです！応援があって頑張れたと言ってました。 結果は２位に11.9秒の差をつけて優勝です。 横須賀までの帰りの車では、藤田選手は腹筋が何度か攣ってました。 ２月29日（金） ノルディックチームは金曜日の９時ぐらいに宿に到着して、練習着に着替えスノーハープに移動。 スノーハープに10時半に到着。そこで練習。コース試走。天気が最高に良かった。 コースについては昨年とは異なり、３キロコースを試走。 スケーティングやクラシカルな板に履きかえながら、コースを回りました。 結構難しいコースという感想です。 初参加の上村留美選手は練習している他の市の女子選手を見て、「速そう」とビビっていた。 15時に富井監督と合流。 コースの試走の感想を伝え、明日のワックス板等との作戦を練る。その後、開会式に参加。 ３月１日（土） 富井監督と私は午後に備えて板のワックス調整等を行い、選手達は午後の試合に向け昨日走ったコースの攻略を検討。 14時20分距離競技開始（クラシカル）。場所 スノーハープ。 距離競技については、男子フルエントリー、女子１名エントリー。 結果は上村選手優勝 草彅選手７位 永井選手５位 高田選手７位 藤田選手優勝 北原選手優勝 ３月２日（日） 大会2日目、冬季大会の最後に行われるノルディック競技・継走（リレー・３km×３人）では、北原選手、永井選手、藤田選手が出場。横須賀市代表チームの監督・選手・スタッフの熱い声援を力に、各選手が必死の走りを披露し、見事リレー６連覇を達成しました。 ----------------------------------------------------------------------------------------- ノルディックは応援がおもしろい！
第１走者・・北原選手 第2走者・・永井選手 第3走者・・藤田選手 最強のオーダーですよね？！富井監督。
ここで、ノルディックの面白さがわかるようなドラマが展開されましたが、山川さんドラマの説明をよろしくお願いします。 ********************************************* 県総合体育大会スキー競技会で横須賀市代表が第３位！ リレー競技は6連覇！ 横須賀市代表が県総体スキー競技会で、５年ぶりの表彰台第３位に入った。 ノルディック競技の継走（リレー）では６連覇の快挙を達成した。 ３月１日から３月２日に、長野県白馬村で行われた 「第59回神奈川県総合体育大会冬季大会スキー競技会」で、横須賀市が５年ぶりの表彰台、第３位に入った。 ノルディック競技では、リレーで6連覇を達成、個人でも３人が優勝し、ノルディック競技での安定した強さを発揮した。 県下20市町、延べ301人が参加した今大会。 横須賀市からは斜面を滑るアルペン競技に８人、雪上のコースを走るノルディック競技に６人が出場し、監督・スタッフを含め、20人の選手団で大会に挑んた。 大会初日、アルペン競技・回転では、「女子成年Ｂ」で、小沼みはるさん（会社員）が３位。ノルディック競技・距離では、「女子」で、上村留美さん（陸上自衛隊）が初出場で初優勝。「男子成年Ａ」の北原英治さん（少年工科学校職員）が２連覇、「男子成年Ｂ」の藤田修士さん（防衛大学校職員）３連覇を達成した。 大会２日目、冬季大会の最後に行われるノルディック競技・継走（リレー・２km×３人）では、北原さん、永井史郎さん（少年工科学校職員）、藤田さんが出場。 横須賀市代表チームの監督・選手・スタッフの熱い声援を力に、各選手が必死の走りを披露し、見事リレー６連覇を達成した。 ********************************************* リレーも終わりあとは閉会式を待つばかり
表彰は３位までで順番に名前が呼ばれました。 まずは回転3位の小沼さん、おめでとうございます。 アルペンの表彰は以上でした。
次にノルディック、まずは女子３．０KM クラシカル １位 上村留美選手！おめでとう！ しかし、彼女は前日に私用で帰ってしまった、だれだ？ 表彰台の一番上にいるのは？
次に男子Ｂ ６ｋｍ クラシカル 第1位 藤田修士選手！さすがです、おめでとうございます！ まだ出ます、男子Ａ ６ｋｍ クラシカル 第１位 北原英治選手！おめでとう！ ノルディック１日目は５クラス中、なんと３クラスが１位でした、恐るべし！ 次にリレーの表彰です、第１位 チーム横須賀！ ６連覇達成！おめでとうございます！
と、個人の発表が終わり、最後に総合成績の発表です！緊張の発表です、３位か４位か・・・・ ３位だと白馬錦、４位だと賞状だけなので、３位と４位の差は大きいです。 第１位、横浜・・・第２位・・・相模原・・・第３位・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・よ・こ・す・か！ 横須賀とアナウンスされると、ドッカンー！と大喜びの声、笑い、涙もあったかな？と大喜び！歓喜の渦になりました。
内海会長の右手にはしっかりと「白馬錦」が抱えられています。これは、横須賀で祝勝会のときにみんなで開けようと、佐藤監督がお持ち帰り。ちゃんと祝勝会に持ってきてくださいね、 と言うわけで、横須賀が総合３位と大健闘、前回２位になったときも「ふもと荘」に泊まっての表彰台でした、何か縁があるような・・・また来年、県総体のときだけ宿をやるとか？ あとから、総合成績を見たら、なんと４位の川崎とわずかに２ポイント差。。。。。なんとまぁ！ 選手の皆様は「あそこでの自分のポイントが良かった？！」と思われるかもしれませんが、この２ポイントは・・・「僕のおかげ？！」・・・って、ウソです・・・おそらく「チームワーク」の２ポイントではないでしょうか？！ 来年はもう1つ上を目指してがんばりましょう！ ともかく、選手、役員の皆様お疲れ様でした。
アルペン競技・ノルディック競技の総合成績では、５年ぶりの表彰台・３位に入り、昨年の７位から大きな躍進を見せました。 躍進の要因は、女子競技での女子３選手の活躍、また昨年は不振だったアルペン陣がポイントを獲得したのが大きく、そこに毎年安定した強さのノルディック陣の活躍で、第３位の好成績を残せました。 第59回神奈川県総合体育大会は冬季大会を皮切りに、夏季大会・秋季大会の全14競技で争われ、横須賀市は好スタートを切ったといえます。
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