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横須賀市体育協会メンタルトレーニング講習会報告


平成22年2月28日(日)9:00〜
ウェルシティ2階市民ホール
講師 東海大学体育学部専任教授 高妻 容一氏

 まだ、雨の残る中、東逸見のウェルシティへ。今日は、2階の市民ホールで、横須賀市体育協会のメンタルトレーニング講習会が開催されるのだ。講師は、日本のメンタルトレーニングの開拓者にして、第一人者である東海大学体育学部教授 高妻容一氏です。
 長瀬体協副会長の挨拶、伊藤スポーツ課長の講師紹介のあと、早速講習に入る。

会場風景 開会挨拶(長瀬副会長)
高妻講師 講習中の風景

 高妻講師は、トレーニングウェア姿なので、とてもフランクな感じなのだが、目に力がある。そして、話術が巧みというか、すごく面白い。ぐっと引き込まれてしまう。おまけに、隣の人とペアになり、じゃんけんをして互いに質問に答えたり、褒めあったりと、参加型の講習で、あっという間に4時間が過ぎてしまった。私がペアになった人は、確かトレイルランの現役選手で、笑顔がさわやかな好青年でした。

 まず、メンタルトレーニングとはなにか?という問いから始まりました。それは、勝つという目的を達成するためにメンタル面を強化する心理的スキルを訓練するものなのですが、一流の選手・コーチはちゃんと予習してくるものですよ、なんてちょっと突込みが入ったりして、あららと考えさせれてしまいました。
 また、何度も強調されていたのが、怒るコーチはだめなコーチ。教えるコーチもだめなコーチ。ポジティブなサポートを行い、選手に考えさせ、納得させるコーチが選手を伸ばすということでした。

【基本的な心理的スキル】
1 やる気を高める目標設定
 ・一流選手はスポーツだけでなく、人生設計もしっかりできている。

2 セルフコントロールのためのリラクゼーションと気持ちののりを高めるサイキングアップ
 ・プレッシャーがあるからチャレンジする、楽しい。セルフコントロール能力を高める。

3 最高のプレーへのイメージトレーニング
 ・具体的な内容を持ったイメージトレーニング。頭を使ったトレーニング。練習日誌・コーチング日誌を積み上げてデータベース化する。

4 集中力のトレーニング
 ・あいさつ、呼吸、声、筋肉を意識する、一点を注視する、テンカウントする方法など。イチローのバッティング前の一連の動作。

5 ポジティブシンキング(プラス思考)
 ・前向きな気持ちを持つ

6 気持ちを高めたり、切り替えのためのセルフトーキング
 ・前向きな言葉を発する、大きな声を出すと集中力も高まる
(時間切れで以下割愛、残念!)

7 試合に対する心理的準備

8 コミュニケーションのトレーニング

 最後に、実践トレーニングとして、呼吸と筋肉を順番に意識していくリラクゼーション法とサイキングアップのためのゲームを行った。高妻講師も何度も強調していましたが、メンタルトレーニングの目標は最後には人間的向上を目指しているので、スポーツだけでなく人生全般に通用するスキルだということが言えるそうです。確かに、プラス思考は、スポーツだけでなくビジネスや人生全般に有効なものだといえますよね。
 ということで、講習後に何か少し前向きな人に変わったような気がしました。体協の皆さん、これからも前向きな行事をお願いします。私たちも前向きに参加します。ということで、皆さん、お疲れ様&どうもありがとうございました!!
愛弟子(ハンカチ王子のトレーナー) 閉会挨拶(斉藤理事長)



   横須賀市体育協会競技力向上委員会スポーツ栄養学講習会に参加して

開会挨拶 斉藤幸次体協理事長 閉会挨拶 長瀬 弘体協副会長
鈴木志保子教授

                          平成22年1月23日(土)午前9時30分から
                          横須賀市総合福祉会館5Fホール

 今日は、体育協会の講習会「スポーツ栄養学〜強くなるための食事の基本〜」に参加します。関東自工の佐藤さん、小泉さんも参加してくれました。
 始めに、斎藤幸次体協理事長から、体協の研修会もいろいろな研修を重ねてきましたが、やっと念願の栄養学の講習を行うことができますとの挨拶があり、いやがうえにも期待感が高まります。
 さて講師は神奈川県立保健福祉大学の鈴木志保子教授で、北京オリンピックで金メダルを獲った女子ソフトボールチームの栄養サポートを行っていたことで有名な方です。のっけから「太るの瞬間、痩せるの習慣」などとテンションが上がりっぱなしのトップギアという感じで、ぐいぐい話を進めていくので、どんどん引き込まれて行きます。
 まず、はじめに「何を食べたら勝てるのですか。」とよく聞かれますが、「食べ物だけで強くなれるのなら私がオリンピックで優勝しています。誰の何をどうしたいのかをはっきりさせないと、具体的な指導はできません。また、食事は個々人のライフバランスやお金の掛け方などに関わってくる問題なので、なかなか難しいものがあります。」ということで、あくまで一般的な話として、バランスの良い食事ということに行き着きます。バランスの質と量が非常に難しいのですが、良い方法として毎朝排尿後の体重測定を行い、記録に付けます。できたら体脂肪率と体脂肪量もチェックすれば完璧です。こうすることにより、人間は自然と自己管理を行い、何をどのくらい食べれば太るのか、維持できるかをコントロールするようになるというのです。中にはマラソンの土佐礼子選手のように、毎日自分ののどの皮膚を触るだけで、どの程度体脂肪があるか分かってしまう職人のような選手もいるそうですが、普通、鈴木先生の栄養サポートを受ける場合は、毎朝の体重測定は必ず行ってもらうそうです。続いて、栄養素別では、たんぱく質は重要ですが、摂りすぎのケースが多く、そうなれば太りますし、肝臓を酷使することになるそうです。脂質はトレーニングで疲れている時は控えめにする。試合前日・当日のカツはあまり有効ではないそうです。糖質(ご飯、パン、うどん、そば)は、エネルギー源なのでしっかり食べることが必要で、脳を働かせることにも使われているので、重要だそうです。足りないと、甘いものがほしくなり、間食の菓子類はカロリーの過剰摂取につながりやすく、問題となるそうです。野菜は、種類を多く、毎食食べるよう心がけてください。果物は、たくさんの種類を毎食食べることが望まれますが、エネルギーが高いので食べすぎには注意。先生が担当している運動選手は夜食の果物は禁止しているそうです。骨密度を上げるには、ジャンプをすることが、カルシウムの吸収力を上げる効果があるそうです。サプリメントは、相当の知識がない限りは、管理栄養士などのアドバイザーがいないとかなり問題が多いそうです。最後に、女性アスリートの三主徴ということで、運動性無月経、摂食障害、骨粗しょう症の危険性が高くなり、ジュニアの過度なトレーニングが悲惨な結果をもたらす例を示して、ジュニアの指導者に注意を喚起していました。
 質疑応答では、中学校の陸上競技を指導している先生から、貧血についての質問があり、有効な治療方法がなく、バランスよく食べる(特に牡蠣がヘモグロビンを生成するのに必要な亜鉛などを多く含んでいます)という予防しかないとの回答で、余談で早寝をすることで成長ホルモンが分泌される夜9時半から10時にぐっすり寝ていると、様々な回復力がアップするので、お勧めですとの話がありました。
 スポーツ指導だけでなく、日頃の生活の中でも有効なお話をたくさん聞けたということで、非常に意義深い2時間でした。体協の皆さんありがとうございました。

講習会参加の小泉氏と佐藤氏 会場風景


 平成21年9月に役員会及び理事会がが開催され、新シーズン行事について検討を行ないました。
 冬季スキー行事について、実行委員長が決定し、また各クラブから推薦された実行員も決まりました。各行事の実行委員長は次のとおりです。

  H21.12.25(金)−29(火) 冬休みスキー教室 勝島(市役所)
  H22. 1.15(金)−19(火) 蔵王市民スキーの会 佐藤(関自工)
  H22. 1.30(土)−31(日) ポールトレーニングキャンプ 坂詰(ラヴァーズ)
  H22. 2. 6(土)− 7(日) 市民大会スキースノーボード競技大会 守谷(市役所)
  H22. 2.12(金)−14(日) ファミリースキースノボード教室 岡野(雪友)
  H22. 3.25(木)−29(月) 春休みスキー教室 山岸(雪友)

 各実行委員会により行事の詳細の検討が進められます。募集要項などの詳細決定後、掲載いたします。ご期待ください。 


 平成21年5月21日に総会が開催され、新シーズン行事の審議が行われました。
 今シーズンも、皆様方の多大なるご協力を賜りながら、行事を進めてまいります。

5月22日 総会
         □□ 平成21年度執行方針 □□

 先シーズンは、協会創立60周年記念式典でスタートしましたが、地球温暖化の影響か、冬休み・春休みのファミリー・ジュニアスキー教室が中止となる事業展開となってしまいました。
 このような状況下ではありましたが、その他の事業につきましては、皆様方の多大なるご協力により無事終了することが出来ました。役員一同、心から感謝申し上げます。
 それらを踏まえ、今後もスノースポーツの普及発展及び会員相互の親睦と連絡協調を図り、組織の活性化と個人の技術力アップと後進の育成を推進していきます。
 つきましては、もう一段の改革を推し進め各行事等における事業を見直しながら、更なる発展を図りたいと思います。

1.冬、春休みファミリージュニアスキー教室は、引き続きSAJバッチテストを実施するなどして、ジュニアの養成及び強化を図っていきます。

2.蔵王市民スキーの会は、参加会員の獲得に全力傾注し、最小催行人数の検討を含め参加者の満足度の高い対応を目指していきます。

3.市民体育大会は、参加者の協力により手作りで温かみのある大会とする一方、より多くの参加者にレースの楽しさを知っていただくため、HP等での周知徹底を図り、参加者の増に努めます。

4.ポールトレーニングキャンプは、参加者の増加を図るため会場及び日程を見直し、更に競技力向上を計っていきます。

5.ファミリー・ジュニアスキーSBキャンプ( 1.5泊)は、参加者の増加を図るため、周知方法を検討し、引き続き開催し、定着を図ってまいります。

6.共通事項として、各実行委員会は、各行事の通帳を管理し、参加料や補助金等の事務を直接行なって経理事務の効率化を図っていきます。

7.情報化社会において、協会ホームページのあり方を更に検討し、コンテンツの充実と速報性を図るための方策を検討していきます。

8.横須賀スキー指導員会と協調しながら指導者の育成を行っていきます。

 いずれにしましても、スキーを取り巻く環境の厳しさには変わりなく、皆様方の知恵と創意工夫とご協力により、会員及び参加者等に喜んでいただけるよう各事業の改革を更に推進してまいります。



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