横須賀市体育協会メンタルトレーニング研修会報告
守谷紀幸
平成23年2月19日(日)9:30から、横須賀市ウェルシティ5階大学習室にて横須賀市体育協会主催のメンタルトレーニング研修会が開催されました。講師は、東海大学講師の小松健一氏で、昨年の高妻容一教授の一番弟子に当たる方だそうだ。
スポーツ競技における実力とは、心技体のバランスが取れていることだが、競技選手へのアンケートで試合において心技体で一番重要なのは心という回答が最も多いが、トレーニングの割合が一番少ないのも心という結果がでているそうです。もう少し、メンタルトレーニングに対する意識を持ってもらうことが大切です。
では、心理的スキル(メンタル)トレーニングの内容ですが、まずはゴールセッティング(目標設定)で、効果的な目標設定の法則は次のとおり。
1 具体的なもの
2 測定可能なもの
3 挑戦的ではあるが達成可能なもの
4 適切な目標
5 時間的な制限をつける
次に、集中力を高める方法ですが、
1 声に出す(呼吸法)…挨拶も重要である
2 何か一点に意識を集中する…フォーカル・ポイント(リラックス)
3 過剰学習(プレーの自動化)
4 パフォーマンス・ルーティーン…イチローのバット回し、高見盛の仕切り前の動作
ポジティブシンキンキング(プラス思考)
自分がコントロールできないことでいらいらしていないか。(天気、審判、観客など)
ミスや結果を考える、他人のせいにする…マイナス思考
プラス思考のトレーニング例
1 プラスのセルフトーク
2 プラスの練習日誌
1)過去を振り返る
2)反省点をイメージで修正
3)明日の練習や試合の成功のイメージ作り
※最後はポジティブに終わろう。今日、自分が良かった事3つを書く。
後は、実技に移り、3時間半があっという間に過ぎました。コンビを組んだサッカー協会の方、小松先生、そして体協の皆さんありがとうございました。 |
横須賀市杉本泰輔選手 全国中学校体育大会第48回全国中学校スキー大会出場
横須賀スキー協会所属チームクリスタルの杉本泰輔選手が、県大会で優秀な成績(SL優勝、GS2位)で、全国中学校スキー大会に出場しました。大会は福島県猪苗代スキー場にて2月8日(火)にSL競技、2月9日(水)にGS競技が開催されました。
杉本選手は、SLは1本目惜しくも片足不通過後コースアウト。GSは88位(1本目1:04.82、2本目1:01.02、合計2:05.84)でした。
不入斗中学校には、写真の横断幕が張られ、学校全体で応援も盛り上がってくれたようです。杉本選手の今後の活躍に期待しています。 |
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横須賀市体育協会栄養学講習(1月22日)
平成23年1月22日(土)9時半から市体育協会主催の栄養学講座に出席してきました。講師は昨年に引き続き、県立神奈川保健福祉大学の鈴木志保子教授で、講演内容は水分補給の重要性とその摂取方法で、トレーニングにおける水分補給と熱中症予防についての講演でした。おなじみの速射砲のように次々と話題が飛び出してくる話しぶりに、あっという間の2時間でした。
講義内容は、人間の体は50〜60%が水分で、水分には溶解作用、運搬作用、体温保持作用の3つの作用があり、発汗は体温保持を受け持っている。全体の3%(1,650g)が失われると、他の2つの作用を維持するため発汗が止ってしまい、いろいろな障害が出てきます。これらが熱中症といわれるもので、熱失神、熱疲労、熱痙攣、熱射病があり、最後の熱射病は死に至る危険性が高い、非常に危険なものだということです。夏場の運動だけでなく、梅雨時などの湿度の高い中での一般生活でも十分起こりうるもので、特に高齢者は注意が必要だということでした。
発汗に対する水分補給は、水分だけでなく電解質(ナトリウムと塩素つまり食塩)の補給が欠かせないもので、電解質の補給を怠ると熱痙攣を起こしてしまうといいます。スポーツ飲料が成分、吸収ともに優れているわけですが、自分でつくることもできるそうで、水1Lに食塩2〜3g、砂糖40〜60g(これは電解質の吸収を助けるものだそうだ)にポッカレモンを大匙1杯混ぜることでぐっと飲みやすくなるとのこと。これをのどが渇く前に補給することが望ましいわけですが、競技の性質上のべつに飲むわけにもいかないので、各競技によって工夫をしてほしいそうです。目安は、トレーニング開始前と終了時の体重差が1kg以下に収まるようにすることだそうで、この辺は専門のスタッフがいないとなかなか難しそうです。
最後に、熱中症予防8か条
1 知って防ごう熱中症
2 暑いとき、無理な運動は事故のもと
3 急な暑さは要注意
4 失った水と塩分と取り戻そう
5 体重で知ろう健康と汗の量
6 薄着ルックでさわやかに
7 体調不良は事故のもと(二日酔での運動は厳禁)
8 あわてるな、されど急ごう救急処置
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10月9日午前10時から市民大会開会式が久里浜の市立総合高校のSEAホールで開催されました。式典内にて、横須賀スキー協会副理事長及び横須賀スキー指導員会会長の山本学さんが体育功労賞を受賞されました。
式典は、午前10時から久里浜の市立総合高校のSEAホールで開催されました。
挨拶は、吉田雄人市長、竹内英明体育協会会長、来賓には小泉進次郎衆議院議員も出席されていました。
表彰式後の特別講演は空手道の諸岡奈央さんの「アスリートを支えるもの〜家族の絆〜」でした。
なお、山本 学氏は当日都合がつかず お嬢様の山本理沙さんが代理出席されました。
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横須賀市長挨拶 |
竹内体協会長挨拶 |
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横須賀高校弓道部員による選手宣誓 |
空手道の諸岡奈央氏記念講演 |
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受賞者の方々 |
山本さん代理のお嬢様-1 |
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山本さん代理のお嬢様-2 |
山本さん代理のお嬢様-3 |
毎シーズン大変お世話になっていました、白馬岩岳スキー場レストランハッチ経営者
宮田 温己様(77歳) におかれましては、病気療養中のところ薬石効なく8月3日にご逝去されましたので、謹んでご通知申し上げます。
なお、ご葬儀は白馬村のご自宅にて執り行われましたので、協会より香典をお届けしましたことをご報告いたします。 |
平成22年5月20日に総会が開催され、新シーズン行事の審議が行われました。
今シーズンも、皆様方の多大なるご協力を賜りながら、行事を進めてまいります。 |
5月20日 総会
□□ 平成22年度執行方針 □□
前年度は、世界経済の影響による日本経済環境の厳しい中でのスタートとなり、参加者等の減少がありましたが、皆様方の多大なるご協力により無事終了することが出来ました。役員一同心から感謝申し上げます。
それを踏まえ、今年度から休止になる県総体に変わる県連盟主催の競技会にも引き続き取り組んで行き、今後もスノースポーツの普及、発展及び会員相互の親睦と連絡協調を図り、組織の活性化と個人の技術力アップと後進の育成を推進していきます。
つきましては、もう一段の改革を推し進め各行事等における事業を見直しながら、更なる発展を図りたいと思います。
1.冬、春休みファミリージュニアスキー教室(志賀高原・白馬岩岳)は、引き続きスノースポーツの楽しさを伝えることを中心に、SAJバッチテストを実施するなど、ジュニアの養成及び強化を図っていきます。
2.蔵王市民スキーの会は、第60回記念行事として、参加会員の獲得に全力を傾注し、参加者の満足度の高い対応を目指していきます。
3.レーシングキャンプは、参加者の増加を図り、更に競技力向上を計っていきます。
4.市民体育大会は、参加者の協力により手作りで温かみのある大会とする一方、新たな参加者の獲得と目指して事業の周知、参加者の掘り起こしを図ります。
5.ファミリー・ジュニアスキー教室(湯沢)は、参加者の増加を図るため、周知方法を検討し、引き続き開催いたします。
6.共通事項として、各実行委員会は、各行事の通帳を管理し、参加料や補助金等の事務を直接行なって経理事務の効率化を図っていきます。また、個人情報の取り扱いについては、情報管理責任者(理事長)及び書く実行委員長を中心に厳重な管理を行っていきます。
7.役員選考について内規等を整備し、明文化を検討します。
8.情報化社会における協会ホームページのあり方を常に検討し、コンテンツの充実と速報性を図ります。
9.横須賀スキー指導員会と協調しながら指導者(認定指導者を含む)の育成を行っていきます。
いずれにしましても、スキーを取り巻く環境の厳しさには変わりなく、皆様方の知恵と創意工夫とご協力により、会員及び参加者等に喜んでいただけるよう各事業の改革を更に推進してまいります。
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