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今年は行く先が栂池自然園なので、朝はゆっくり7時に朝食。内海さんと草gさんご夫婦の車で8時に出発。岩岳入口のコンビニで昼食のおにぎり3個とお茶を購入し、ゴンドラとロープウェイの割引券も併せて購入する。
栂池の駐車場に300円の駐車料金を払って駐車。ゴンドラ乗り場で割引券を出したらこれを切符売り場で切符に交換するのだったが、係りの人が代わりに届けてくれた。親切。4人で夏のスキー場の上を登っていく。すぐに中間駅があり、それから本格的な登り。合計20分くらいか。ゴンドラ終点栂の森駅からちょっと歩き栂池ロープウェイの栂大門駅からロープウェイに乗る。20分おきの発車で71人定員のゴンドラが結構一杯になる。
途中、オオシラビソの実(マツぼっくり)がなっていますというアナウンスがあったりして結構面白い。7・8分で終点栂池自然園に到着。ここまで来ると、日差しは暑いが日陰は清々しい感じ。村営栂池山荘の前で一休みして、今日の行動計画を確認。といっても、自然園を一周するだけなのですが、一応、左回りに行くと言うことを確認して、いざ出発。
ロープウェイから見えた白馬鑓ケ岳や白馬岳などが雲に包まれて、白馬乗鞍岳から手前しか見えない。でも北アルプスの壮観な雰囲気は充分味わえた。ビジターセンター前をすぐに左に折れて、快適な木道をぶらぶら散策と言う感じ。いきなりワタスゲの実とヒオウギアヤメの花が目を引く。ビジターセンターで植物一覧を買った人の話しているのを聞くと、どうもそうらしい(?)。 アヤメは菖蒲園を思い出してしまうが、ワタスゲは高原を感じさせてくれる。最初からせっかちの内海さんが先頭で、草gさんの奥さんと僕が写真を撮りながら後ろから着いていくという感じ。残雪が残る風穴の辺りでキヌガサソウが咲いていた(これも熟年カメラマニア夫婦の会話で分かる)。しかし、高山植物にしては大きな花ですね。そうそう、水芭蕉もスゲーでかい。本当に葉っぱが芭蕉の葉ほどあるのだ。草原風の場所では、ニッコウキスゲとクルマユリが咲いているし、湿地ではイワイチョウやモウセンゴケが群生している。
うーん、高原チック。花の写真を撮りまくっていたらすっかり遅れてしまい、楠川の水飲み場で休憩している3人にやっと追いつく。それから、結構登りが続いたが、ガイドを頼んだ団体さんが、高山植物の説明を受けていたので、脇で盗み聞き。ゴゼンタチバナとツマトリソウを覚える。前者は葉っぱが5枚のところにしか花が咲かないそうで、3枚のとこには決して花がつかないと教わっていました。もっと聞いていたかったのですが、既に3人にはかなり置いていかれたので、先を急ぐ。
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でも、途中で珍しい花を撮っている人を見ると、つい立ち止まって一緒に撮っちゃうんだよね。おかげで花の写真は結構撮れました。 腕前は?ですが。
てなことで広大な浮島湿原を過ぎ、木道がない地帯を過ぎて、やせ尾根に入ると、登りがかなりきつくなる。一番登りがきつくなったところで眺望が開け、栂池や北アルプスが見渡せる尾根に出る。登りはきついが木道というか階段が整備されていて登り易い。でも、昨日からの連荘でちょっとふらつくことがあり、体力に関する自信がゆらぐ。登り詰めて展望台で一休み。白馬の大雪渓が目の前に見える絶景ポイントで、蟻のように一列に雪渓を登っていく登山者の列にほほえましさを覚える。ご当人たちはさぞ大変でしょうがね。
20分程展望台で休んでから、下りに入る。結構足に来ていて注意しながら下るが、あぶなっかしい。おまけに花があると写真に手間取るので、3人にどんどん置いていかれる。展望湿原の辺りではたいしたことなかったが、モウセン池辺りでは全然見えなくなり、銀命水の水のみ場には居るかと思ったら、誰も居ないので焦ってしかししっかり水を飲んで追いかける。途中の一本道で高校生と思われる大軍団をやり過ごし、結構がんばってでも途中で写真を撮りながら降りていくと、楠川の水のみ場で3人が休んでいるのに追いつく。OB、OG恐るべし。
ワタスゲ湿原では、内海さんの後についてガンバったが、すぐに草g夫婦に追い越され焦る。風穴を過ぎて、水芭蕉湿原では木道も幅広くなり、ゆったりした気分で散策する。最後にヒュッテ手前の橋のところで虹鱒と思われる大小の魚が群れているのを草gさんたちが面白がって餌をやっていたみたい。村営栂池山荘の前のテーブルでお握りの昼食を摂る。御握り3個は買いすぎたかと思っていたが、取り出してビックリ。ぺっちゃんこになっている。1個だけではなく3個とも。はては、諸物価値上がりのおりからおにぎりのお米をケチった結果だと思い当たる。とんでもない世相ですなあ。と言うようなことを言い合いながら昼食を済ませ、ロープウェイ、ゴンドラで下界へ。暑いね、まったく。
早速、ちょっと離れた栂池温泉へ。600円がゴンドラの券を見せたら1割引になりました。草g夫は65歳以上でシルバー割引。しっかり長袖を着てたんだけど、手袋してなかったもので、手の甲が日焼けしてひりひりする。温泉は、なかなかで、露天は北アルプスが一望できる絶好のロケーション。よかよか。待合室で、何か飲もうと思ったら、懐かしいビン入りコカコーラを売っていたので早速購入。一口飲んだら7割がたなくなった。これは昔からそうだったなあと思い出し、草gさんも懐かしがって飲んでいたが、少ないねえと感慨を漏らしていた。
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宿にもどると、軽トラにバーベキューの道具が積み込まれているので、ちょこっと手伝っていたら、横澤富敏さんがお酒を持って来たので、樋田さんの車で一緒に会場まで送ってもらう。会場となる松川の河川敷では、いつもの東屋のところで、かじやの清さんたちが炭をおこしている。今年は東電のOBが11人も来るので、お酒が心配だと思っていると、やまひらの忠さん、ハッチの温己先生、スクール、五竜のふもと荘などなどから次々に差し入れがあり、一気に心配なし。
型どおり挨拶を終わって乾杯。お肉も焼けて、バーベキュー開始。焼き方は清さんご夫婦で、宮島さんはオブザーバーかな。時の流れを感じますね。大会担当の宮田修さんが遅れて来たけど、酒強いね。地元のおじさんたちは草原で車座になってわいわいやってる。僕や坂詰さんはボーイさんだね。お酒やお肉を持っていったり来たり。けど結構飲んだかな。暗くなる前に終了して、かじやへ撤収。
それから例の部屋で二次会開始。勝島さんが居ないので、部屋に行ってみるとのんきに本なんか読んでる。みんな帰ってきたよと言うと、風呂に入ってから行こうというので、素直に従って風呂に入る。この辺でかなり酔っ払っていたみたい。それからあんまりよく覚えていないが結構飲んでしまったようで、翌日はダウンと相成ります。おやすみ。
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